サックス 教室 楽譜 大阪 堺|Sax Artist uzu

19 体重移動

ppp 〜 fff まで、8段階
息で、音量を吹き分けられますか?

さらに、

<(crescendo)
>(dim)
>(attack)
∧(attack)…など

息で、吹き分ける事が可能ですか?
私は、そこまで微細なコントロールは、息だけでは不可能だと思います。


…では、どうしたら良いかと言うと。
音量をコントロールする技術は、 息だけでは無いと提案しています。

試しに音を出しながら屈んでみましょう。(音圧が増加します。)

他にも、体を左右に振ってみたり(楽器が正面の時、音圧が高い)

かかとを上げてみたり(音圧が減る)

変化が感じられたでしょうか?

※マイク位置の関係から、
実際の音の変化が、映像で伝わらないかも知れません。ご了承ください。


この変化を、演奏に取り入れたいと思います。
まず、足を肩幅に開き、軸足を正面に
もう一方を外側に45度 開きます。
(両足が正面の場合、
前後にしか体重移動が出来ないので。
この方法をお薦め致します。)

※ バイオリンや、フルートのソリストに多く見られる立ち方です。

音を出しながら、軸足に体重を乗せましょう。
滑らかに音量が増していくのが感じられますか?
今度は逆に 体重を戻して、dim. をしてみましょう。

この方法ですと「f, mf, mp, p」で、
息を一定に保ったまま音量調節が可能になります。
自分のタイミングで調節が出来るので
より繊細な音量表現が可能です。


余談ですが。アタックに関して、
「∧」 なら、瞬間的に両足へ体重を載せる
「>」 なら、外側に開いた足へ体重を載せながら、楽器を前方へ押し出す
と 使い分ければ、音に方向性を加える事によって、
様々なアタックも使い分ける事が出来ます。

息と体重移動を組み合わせる事で、
より 音量表現の幅を広げる事が出来るのでは無いでしょうか?
宜しければ、お試し下さい。


ご質問等ございましたら、
お気軽に メール ( sax@sax-uzu.com ) して下さい。


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