サックス 念入りな メンテナンス sax

サックス コラム

26. 念入りな手入れ( メンテナンス )

念入りな手入れ( メンテナンス )

月1回、 年1回くらい
程度は、内容により異なります。が

気が向いた時に。念入りな手入れもしてあげて下さい。
天気の良い日や、(汚れが見やすいので)
1日練習で、気乗りしない午後などに。
如何でしょうか?

学校の 吹奏楽クラブ(ブラスバンド)では、習慣付ける為に
月1回、楽器清掃の日を設けても良いかも知れませんね ♪

(1)楽器ケース掃除機(月1回)
(2)楽器本体掃除  (月1回)
(3)パッドガード  (月1回)
(4)オイル注油   (差さない or 年1回)
(5)その他


(1)楽器ケース清掃(月1回)

いくら楽器を掃除しても、
ケース自体が汚れていては 何の意味もありません。
まず最初は、楽器ケースから 掃除を始めましょう。

ケース内に入っている
楽器、小物類を全部出した後
掃除機で、髪の毛や 砂埃を取り除きます。
楽器の形に 凸凹していますので。
先端が細い ノズル に切り替えましょう。
絨毯扱いなので。「強」で吸いましょう!

残った、細かいゴミや、髪の毛、ペットの毛などは、
ガムテープで掃除します。
ついでに、除菌や消臭剤も撒いておきましょう。

1度、楽器ケースの 水洗いもしたいなぁ…(笑)
多分無理だろうけど。


(2)楽器本体掃除  (月1回)

リードサイズ
リードサイズ

普段は、クロスで拭くだけで良いですが。
時間のある時や、
オイル注油前、本番前は
いつもより念入りに拭き取ります。

あと、楽器修理に出す前にも清掃しておくと
修理の方に好印象を持って貰えて、
少し丁寧に 治して頂けるかも知れませんね。(笑)

まずは、
軽く湿らせたクロス(または、ウェットティッシュ)で
大雑把に 楽器全体を拭きます。
水滴や、唾液の痕に付着した、
ホコリや砂が取れると思います。
台所用 中性洗剤と併用しても構いません。

細かい箇所には、綿棒で(安物で 十分です。)
さらに細かい箇所には、
ティッシュの切れ端を竹串に巻いて使っています。

汚れた綿棒やクロスは、
強く擦ると 逆に楽器表面を傷つけますので。
ある程度、汚れたら新しい物と交換しましょう。


(3)パッドガード  (月1回)


リードサイズ

タンポ表面の汚れを取る、溶剤ですが。
初心者の方は、扱いが難しいので 読み飛ばして下さい。

製品付属の刷毛で、パッド表面に散布する事も出来ますが。
液が垂れてしまい、扱いが難しいと思いますので。
綿棒に、ごく少量の液を含ませて、均一に塗ります。
太すぎて入らない場合は、先をペンチで圧縮するか、
綿をすこし間引いても良いでしょう。

注意点が1つありまして。
この溶剤は、タンポと キーカップ(金属)を接着している
シェラック(接着剤)も溶かしてしまう為
タンポの縁(写真の青い部分→)には、
液が触れない様にして下さい。

革表面や、反射板、楽器と接触する面には、
影響ありませんので大丈夫です。
(初心者に薦めないのは、この点を理解する必要があるからです。
 学校備品は、先生が責任をもって手入れして下さい。)

扱いに慣れれば、
開きにくい、LowC# や D# G#の貼り付きを防ぐ事が出来ます。
(特に、ソプラノはバネが弱いので。必須アイテムです。)


(4)オイル注油(差さない or 年1回)

リードサイズ
リードサイズ

オイルも、楽器の種類や、部位によって
また修理される方によって、
異なる種類の油を使っていますので。
油を差した方が良いかどうかは、一言では言えません。
一度、担当される修理の方にご相談下さい。

先端が針の様になっていて
穴が空いている物が、使いやすくて便利です。

綺麗に掃除した後、油を1滴 差したら、
数回キーを動かして、余分な油を拭き取ります。
拭き取った綿棒についた油分で、
針バネも拭くと、錆び防止に使えます。

パーツがかみ合って連動する部分には、
注油して構いませんが。
中がパイプ状になっている部分は、
オイルで満たされていますので。
事前に、オイルの種類を把握しておく必要があります。
その為、リペアマンによっては
注油をしない方が良い…
という方も少なくないです。

この分野は、演奏者の領域ではありませんので。
再度申しますが。修理の方にご相談の上、注油を行って下さい。


(5)その他

・乾燥剤を(入れる or 入れない )
・ネックを( 洗う or 洗わない )
・磨き剤を( 使う or 使わない )
人それぞれですが…。

私は、

 乾燥剤 を 使っています。
箱の中は、湿度が高く、臭いとカビが気になります。
乾燥しすぎると、タンポが痛みやすいと言う説もありますが。
日本の気候でしたら、湿度の高い場合が多いかと思います。

 ネック を 洗いません。
臭ったり、オクターブの穴が詰まる事もありませんので。
軽く、中性洗剤と、アルコールで軽く拭く程度です。
コルクやタンポが濡れて、駄目になる方が、私にはデメリット。

 磨き剤 は使いません。
ラッカーポリッシュ と言われる製品です。
多分、主成分は 水とシリコンだと思います。
(書いていないので。ハッキリ分かりませんが。)

車に散布する「つや出し剤」と同じ様な物でしょう。
表面にシリコンの膜を張って、艶を出す製品だと思います。

… ただ、輝きは綺麗かも知れませんが。
表面に余分な物が付着していると、音にも影響しますので。
私は、水と中性洗剤だけで、油膜を取り除く様にしています。



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