サックス コラム

サックス コラム

05. リード(2.使い方)- 新解釈 -

バンドレン リード アルトサックス

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【1】 水で湿らせる【×】

一般的には、リードを湿らせて使用する事が多いですが。
私の場合、リードは、唾液は勿論、水も濡らしません。
乾いたまま使用します。

そもそも、リードを湿らせる目的ですが。
適度な湿り気は、リードとマウスピースを密着させ
使用中にリードの状態が変化する事を抑える効果があります。

ただ、水分の含み過ぎは、音程が不安定になり、
音質低下に繋がります。

あと、唾液で… と言うのが不衛生だと思います。
リードは、通常 水洗い出来ませんので。なおさらです。
2〜3分の演奏で、自然に湿気を含みますので、
特に濡らす必要はないと考えています。


【2】 リードを取り付ける

マウスピースの平らな面が見える様に向けリガチュアを取り付けます。
ネジは少し緩めておいた方が、セッティングしやすいです。
この時、平らな面(※以降、テーブルと呼びます。)を
傷付けない様に 注意して下さい。

リード取り付け(2) ← [テーブル]

リード取り付け(2) ← 先に金具を装着

リード取り付け(2) ← 間にリードをはさんで止めます。

(締めすぎると、金具が伸びて寿命が早まります。ズレない程度でOK.) リード取り付け(2) リード取り付け(2) ←ネジ山が見えないなら 買い替え時期


リードからはみ出て見える、テーブル部分を見て
左右、ヒール部分にゆがみが無いか、確認します。
同じ分量だけ見えていれば、真っすぐに取り付けています。

リード取り付け(2) はみ出したテーブルの量を確認。

リード取り付け(2) はみ出した、リードの長さが左右同じ。


マウスピースを横から見て、隙間を確認します。
リードを手で押して、隙間を塞ぎます。
塞いだ状態のまま、先端を確認して
テーブルと、リードが「内接」する様にリードをセッティングします。
(テーブルのふちと、リードの先端の2点が触れる様に。)

リード取り付け(2)

リード取り付け(2)

リード取り付け(2)

おそらく、この状態を「髪の毛1本分の隙間」と言ったんでしょうが。
感覚的な表現は、誤解を招きやすいので。私は、この様に説明しています。
この手順だと、毎回同じ位置に寸分の狂いなくセッティングする事が出来ます。
コンディションによって、多少 工夫する場合もありますが。
基準あってこその、応用だと思います。


【3】 1回の使用目安

長時間、リードを使用すると、水分が浸透し
蜜リンゴの様になります。(下図↓)
使い続けると リードから糖分が抜けて…
(新品のリードは、変な味がしますよね。)
中音域が痩せ、高音域が強調されます。

リード(使用前) リード(使用後)

あと、水分を含み過ぎると
先端が重くなって振動しにくくなる為
音質劣化や、音程が下がる傾向にあります。
マメに、交換してあげて下さい。(私は、1時間毎に交換しています。)


【5】 リードの寿命

新品と比べて、不快感を感じたら、交換時期の目安です。
毎日 演奏する人でも、
月に1度 全てのリードを交換すれば
ベストコンディションを 維持出来ます/

・リードの先端が割れた
・リードミスが多くなった
・大(小)音量が出しにくい
・音がこもる(息が詰まる) …などが、寿命のサインです。


【6】 リードの保存

リードを使用すると、マウスピースの形に反るので
元に戻す為、平な所で乾かします。(昔は、ガラス板が定番。)
直射日光を避け、風通しの良い場所で、保管して下さい。
楽器ケース内ではなく、別に保管しましょう。

舞台の本番や結婚式など、
人目を気にする場面では、市販のリードケースを使いますが
普段は、プラスチックのケースで十分です。
数枚を ガムテープで止めれば、リードケースの完成です/

※ 11枚/1セット がオススメ!
1つ余分に空ける事で、ローテーションが しやすいですよ!

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市販のリードケース

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