Sax Artist uzu
サックス|教室|楽譜 Sax Artist uzu

サックス|教室|楽譜 [大阪 堺]


コラム 30. ブリッジ


■ ブリッジ とは

楽器の振動が伝わりにくい箇所を
金属パーツによって、橋渡しする事で
振動のロスを減らすと言う
オプショナルパーツです。

名前は、私が勝手に付けて呼んでいます。
正式名称があれば教えて下さい。
(商品名ではなく)

私の 楽器コンセプトは、
・楽器本来の自然な響き
・極力、癖のない音色
を理想とする為に
僅か 1gでも、楽器を軽くする方向で
セッティングを行っています。

ブリッジも、
重量が増えるデメリットはありますが。
それを補って余りある、
振動効率の良さが魅力で
ネックコルク部分に 使用しています。


■ ブリッジ の作り方

[1]用意する物

サックス用ブリッジ 01 サックス用ブリッジ 02 サックス用ブリッジ 03

軟銅線 #18(太さ:約1.2mm)
モビロンゴム(直径:約25mm)
太めのペン等(直径:15〜20mm)

ホームセンターや、
100均ショップで入手出来ます。


[2]製作手順

サックス用ブリッジ 04 サックス用ブリッジ 05

軟銅線を、太めのペンに 2周巻き付けます。

サックス用ブリッジ 06 サックス用ブリッジ 07 サックス用ブリッジ 08

下側の針金を上側に持って来ます。
(切断面が、マウスピースを傷つけない為)
適当な箇所で、余分な軟銅線を切断し(※)
輪ゴムを通します。

(※)ゴムは、下1/3位の箇所で止まります。


[3]装着方法

サックス用ブリッジ 09

金属を、
マウスピースと、ネックに触れる様に
セットします。

輪ゴムを
正面(金属と反対側)から左へと回し、
左側の金属切断面に引っ掛けます。

その際に、
輪ゴムが コルク上に乗る様にします。
ネック上ですと、振動を吸収してしまい
理想的な効果が得られません。
ゴムの微調整は、
爪楊枝等で行うと やりやすいです。


■ ブリッジ の効果

■[長所]

金属やゴムの量は極力少なくしたので
音色の変化は、殆どありません。
コルクで吸収されていた 振動ロスが減る為
特に高音域の周波数帯域が、
改善される様です。
(パーツを外した時に、
 その効果が 一段と強く感じられます。)

全種類のサックスで 音の解像度が増し、
立体的で、繊細、緻密な音質が得られます。
効率よく鳴るので、
使えるリードの許容範囲も増えます。

特に、
ソプラノのフラジオで、
振動数が、楽に上がるのを感じられます。

バリトンサックスで、
低音域のレスポンスが速くなります。
(約0.2秒程)


■[短所]

金属部分が
ネック、マウスピース、に接触する為、
擦り傷がつく可能性が考えられます。

マウスピースは、消耗品ですので。
多少は許容されると思いますが。
ネックの方が、長年の使用で
どれだけダメージを受けるか心配です。
(特に、メッキ、ビンテージ楽器、
 楽器店での試奏時は ご注意下さい。)

振動を補助する、繊細な変化ですので。
重たいセッティングや
音色の濃い セッティングの方は、
効果が、分かり辛いかも知れません。

あと、ブリッジを装着したまま
マウスピースの抜き差しがしにくい点も
課題ですね。
(チューニング後に
 取り付ける必要があります。)


まだ、改善点はあるかもしれませんが。
シンプルな作りを追求して、
この様な形になりました。
もし、御自分で作れない
と言う方がいらっしゃいましたら

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