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22 マウスピース基準音

最近では、認知されつつあるテクニックの1つですが。
マウスピースだけで演奏する事で
アンブシュアや息の状態を確認することができます。

私の所では、「マウスピースの基準音」
と言う言い方をしていますが。
マウスピースのチューニングと言う場合もある様です。


例えばアルトサックスの場合、
マウスピースだけで高いCから
1オクターブ下(それ以上)まで出せますが。
噛んだ時のアンブシュアと、
緩めた時のアンブシュアでは
楽器を演奏する時に、
同じ結果にならない事が、簡単に想像できると思います。


その為、基準音として
ユージン・ルソー 著
「サクソフォーン奏者の為の高音奏法」では、

・ソプラノ C
・アルト A
・テナー G
・バリトン D

の音が冒頭で、定められています。(実音:in C)

マウスピース基準音


マウスピース基準音(改訂版)

私の所でも
早くから採用していますが。

音程が、上下どちらにも、
同じ高さに微調整出来る様に
マウスピース基準音を、
少し低めに設定しています。
(音程を下げる事は、比較的簡単ですが。
 音程を上げる事は、困難な為。 アンブシュアに余裕を持たせています。)

現時点(2018/05)では、

・ソプラニーノ D
・ソプラノ   H
・アルト    G#
・テナー    E
・バリトン   C#

を採用しています。


適性な、マウスピース基準音の確認方法ですが。
まず、低音域の「ド」や「レ」で
チューニングを行います。

(口元での音程操作の影響が少ない為、
 噛み癖に関係なく、マウスピースの位置が ほぼ同じ為です。
 ただし、室温20度前後に、楽器が馴染んでいる事が条件。)

チューニング後、低音から高音へ音階を演奏します。
音が「高く」なるにつれて(特に サイドキーの、短い管)
音程のズレが、比例して 高(低)くなる場合は、
マウスピースの基準音が 高(低)すぎると判断します。
(※ ただし、高音域で噛む癖が無い場合に限ります。)

噛み癖は、素人判断では難しいと思いますので。
専門家にご相談下さい。
(殆どの方が噛んでいる …と思われます。)


楽器メーカーや、調整によっては
高音域を若干低めに設定している場合がありますので
(高音域で噛み癖のある奏者の為に、そう言う仕様にしています。)
その場合は、あえて基準音を少し高めにとる場合もあります。

各自の楽器やマウスピース、セッティングに合った
マウスピースの 基準音を探してみて下さい。


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