サックス 教室 楽譜 大阪 堺|Sax Artist uzu

13 良い音とは…?

好きな音 = 良い音?

音楽を始めると、よく耳にする
「良い音」という言葉。
具体的には、どう言う音でしょうか?
例えば、ジャンルによって どんな音が好まれるのか…
少し整理してみましょう。

クラッシック ジャズ ロック
【 A 】
・明るい
・ツヤのある
・柔らかい
・周囲と馴染む
【 B 】
・少しダーク
・枯れた
・柔らかい
・周囲と馴染む
【 C 】
・明るい
・ツヤのある
・シャープな
・存在感がある
【 D 】
・響きのある
・遠くまで届く
・よく鳴る
【 E 】
・響きのある
・遠くまで届く
・よく鳴る
【 F 】
・響きのある
・遠くまで届く
・よく鳴る

音色による違い

よく見ると、ジャンルによって
正反対の音が「良い音」となる場合が ありますね。【A〜C】
コレが、 【音色】の違いです。

優劣の問題ではなくて、単なる好き嫌いの話です。
「肉」と「魚」どちらが良いですか?
と言う質問と同じです。

 個人の好みだったり…。
  今日の気分次第だったり…。
   たまたま、安く手に入った…。

と、そんな所です。
【A〜C】どれも素晴らしい、
【良い音】です。
演奏するジャンル、曲の雰囲気、フレージング…等
自分がイメージする音色が使えれば、どれも良い音です。

さて。今日の晩御飯は、何が良いでしょうか?

音質による違い

今度は、共通する部分【D〜F】です。
この部分は、【音質】に関係します。
音の種類ではなく 本質的な部分を指します。

先ほどの「肉と魚」の例で言うと、

 「鮮度が良い」
 「安全性が高い」
 「お値打ち価格」

と言った内容に、当てはまります。
当然、質の良い方を選びますよね。
これと同じ事が、音質にも言えます。


以上の様に、
音色・音質 は、分けて考えて下さい。

特に 音色に関しては、
「曲|フレーズ|場面」毎に
必要とされる音が変化しますので。
いろんな価値観の音を認める事が、
表現の幅を広げる上で 重要になります。

上記の内容を踏まえると。
「良い音」 と言うのは、 「高音質で多彩な音色」 だと言えます。


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