サックス 教室 楽譜 大阪 堺|Sax Artist uzu

11 リガチャー履歴

楽器を始めて、試行錯誤を繰り返して
1つの理想に辿り着きました。
ココに掲載している分は、実際に購入した物だけですが。 参考に どうぞ/

 ・YAMAHA [ 1994 ]
 ・Harison [ 1994 ]
 ・D.Bonade [ 1995〜 ]
 ・Harison Silver [ 1997〜 ]
 ・Optimum (1999)
 ・BG Traditional [ 2000〜2006 ]
 ・長松式リガチャー [ 2006 ]
 ・T-serie Original [ 2006〜2006 ]
 ・自作リガチャー [ 2006〜2024 ]

YAMAHA [ 1994 ]

学校の楽器で練習していた時
始めて自分の楽器を購入した時
に お世話になったリガチャーです/
・空間的表現(3D)よりも
・平面的表現(2D)が得意です。(倍音成分が少ない為)

音質は、良い方ではありませんが。
控えめな音を要求される、2ndアルトに最適。
アンサンブルでも、まとまりやすい音色が多いのでは無いでしょうか。
その分、スタンドプレイには不向きです。
良い意味でも、悪い意味でも、「良い子」なリガチャーです。
個性的な癖は無いので、自由に扱える 基本タイプだと思います。

Harison Gold (original) [ 1994 ]

「良い音を出すには、このセットが良いよ。」と
楽器店で言われるがまま。知識も無く、初めて購入したリガチャー。
一応、オリジナル・ハリソンです。

でも選定無しの個体は、全然鳴りませんでした。
通常の ハリソンは、高音域が繊細になる物が多いですが。
この個体は、野太い音が印象的でした。(金属が厚めの個体だったのかも)
そこは例外だった様です。

D.Bonade [ 1995〜 ]

この頃からバンドレンのマウスピースを使用。(A20 , A25 , A27 , A28)
ハリソンの メッキ剥げを切っ掛けに、ボナードに変更しました。
・音量の許容量が1段階増える
・音の伸びや、遠達性に優れている
と言う点に、魅力を感じていました。

でも、今になってみると
・自由に音色が作れない
・A27マウスピースに、型が合わない
(セルマー専用です。リードと金属の間に隙間が出来ます)
と 初心者には、判断しにくい問題を抱えています。

楽器・マウスピース選定にも通じる事を学ばせて貰った、反面教師的なリガチャーです。
音大生やプロの方は、何故ダメなのかを知る為に、使って欲しいです。
偶然にも、自由度の高い楽器・マウスピースと組み合わせたから
理解出来たのかも知れません。

Harison Silver (original) [ 1997 ]

当時、関西の女性プレイヤーを中心に人気だった [ハリソン|シルバー]
今でも ファンが多いと聞いてます。
「好きな方を選んで良いよ」と、
師匠と私と両方の選定をクリアした物です。
今でも使える、品質の高い物です。

ハリソンのリガチャーは、豪快なプレイよりも 繊細なプレイ向きなので。
[ ゴールド ]で、パワーが足りない分を補う と言うよりも
[ シルバー ]で、ハリソン本来のキャラクターを生かす方が、
相性が良いと思います。

金属の薄さが、音の秘密かも知れません。(反面、壊れやすいですが。)
特に最近は、シルバーの数が少なくなりましたね。
現在でも、サブ用として楽器ケースに入っています♪

Vandoren Optimum [1999]

オリジナル ハリソンが 入手不可能になった時期に
バンドレンマウスピースとの相性が良いと思って購入しました。
戦車の装甲板の様に厚い金属と、軽い吹奏感。
音色の自由度も 申し分無く、
プレートは、1番の縦ラインで使用していました。

市販されているリガチャーの中で 金属が最も厚いタイプだと思うんですが。
これが原因で 周波数が中音域に絞られます。(軽く、おとなしい音)
あと、ダイナミクスレンジ(音量の差)も狭い為
物足りなさを感じて、1ヶ月程で買い替えました。

BG Traditional [ 2000〜2006 ]

BGは、元々 バンドレン用に設計されているので。
音色/音量/音質 … バランスが良く
繊細・豪快 な 演奏にも対応します。

当時、メッキの厚さは、2種類ありましたが。
厚い方が中低域が充実するので 好んで使っていました。
薄い方は、半年でメッキが剥がれたので、オススメしません。
同じタイプを4回ほど 買い替える程、お世話になりました/
特に不満もなく、やっていたのですが…。→Next

長松式リガチャー [ 2006 ]

長松式リガチャー

オーディオのフラットと言う考えを、楽器に導入しようと思い。
純銅製が良いのでは…という予想に基づいて、購入しました。

最初は、標準サイズを頂きましたが。
バンドレンでは、型が合わず、御丁寧にも作り直して頂いたんです。
そうすると、強度を補強する為に 金属が厚くなってしまいました。

音色は、中音域主体の柔らかい音です
ヤナギサワの、ブロンズのニュアンスが近いかも知れません。
素材の特性で、低音域が少し広がるのを感じました。

別売りの、プレッシャープレート
(手で押さえて違いを知る為の金属)も試しましたが。
私は、何も加工をしていない物の方が
周波数が広いと感じました。
本製品のおかげで、銅が理想的な素材だと言う事を確信出来ました。

Tシリーズ オリジナルリガチャー [ 2006 ]

Tシリーズ オリジナルリガチャー

シンプルな構造と、銅製
と言う事で 注文しました。

リガチャー自体が留め金になっていて
本体の力で締め付ける構造です。
最初は、使い方が難しく感じましたが。すぐに慣れます。

私は、金メッキと 無メッキ の2種類を注文したんですが。
無メッキの方がフラットで、
楽器本来の音は、こんな感じだったのかと驚きました。
アタリ | ハズレ は、ありません。(特に、バリトンの方にお薦め)

[ 低い周波数を説明する時 ]

学生にも分かり易く伝える為に、
どちらが最低音の時に「ズーン!」と来ますか?
と噛み砕いて説明しています。

特に、低音域の楽器ほど 効果大です。
(ただし、ヤ○ハや、セル○ー 80 のマウスピースなど
 中音域中心の装備に対しては、効果が薄いです。)

[ 高い周波数を説明する時 ]

音のクリアさ(透明感)
で判断して下さいと説明しています。

「輝かしさ、明るさ」とは 違います。
そう感じた場合は、周波数に癖があると解釈して下さい。
(デュコフのマウスピース、銀素材の楽器 が例です。)

自作 リガチャー [ 2006 - 2024 ]

ソプラノ〜バリトン

「Tシリーズ オリジナルリガチャー」
を、発想の原点にして、自作リガチャーを作っています。
(ソプラニーノ、ソプラノ〜バリトンまで対応)

マウスピースの、サンプルさえあれば
各種メーカー、バスサックス、クラリネット
も、製作可能です。

サックスコラム 14. 自作リガチャー

今 発売されているリガチャーの多くは
パーツ自体に音色を持たせて、個性を売りにしている物が殆どです。
私の求めている道具は、「個性のない音 = 自由に音を作れる」と言う音なんです。
もし良ければ、1度 お試し下さい。


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